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​5年目を天馬のように翔ける…

新しい年を迎えるにあたり、日頃より私たち訪問看護ステーションペイフォワードに心を寄せてくださるすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

私たちは日々、多くの方の人生の時間にかかわらせていただいています。

その時間がどれほど短くても、あるいは長く続いても、そこには時間の長短では語ることのできない、かけがえのない物語があります。

その物語は、病と向き合うご本人だけのものではありません。そばで見守り、悩み、祈り、日常を支え続けてこられたご家族や大切な方々、そして地域の中で静かに手を差し伸べてきた多くの人の想いによって、紡がれてきた時間でもあります。

たとえ今日、私という存在が消えたとしても、明日も変わらず世界は回り続けます。その自然と切なさの中で、それでも「自分らしく生きたい」と願う想いは、病床にある方も、寄り添う私たちも、なにひとつ変わりはありません。

感謝や親切、配慮、そして優しさを次へと手渡していくこと。この「ペイフォワード」という営みは、今や人間関係が希薄になりつつある世界が渇望しているものなのかもしれません。地域の中で静かに受け継がれなくてはならないものであり、そしてまた「ペイフォワード」は、恩送りを超え、自分が確かに生きた証を誰かの心に贈ることかもしれません…。

人生とは、優しさと苦さだけでは語り尽くせないほど、深く、重く、尊いものだと、我がスタッフたちは学んで参りました。だからこそ、これまでもこれからも変わることなく、自分の専門性に心を重ねて、あなたの隣に立ち続けていくことでしょう。

彼女たちの誠実さ、自然さ、触れる温もりが、明日のあなたの元気に繋がりますように。

​今年もよろしくお願いいたします。

株式会社 ペイフォワード                    訪問看護ステーション ペイフォワード​                          代表 大島 綾子

手をつないで

​寄り添うとは、
提案することではなく
相手の思いを受け止めること

余命を宣告された方 ​おひとり暮らしでお風呂に入れずおトイレにも行けない方 脱水症を繰り返してしまう方 毎日点滴が必要な方 不安で薬を飲みすぎてしまう方 人と会うのが怖くて外に出られない方 少しずつ歩行がおぼつかなくなってきている方 貧血や低栄養で入院を繰り返している方 ​ひどい床ずれの手当に困っていらっしゃる方 ​ご自分の病気よりもご家族様を気遣われている方 ​ 全てがハッピーエンドではありませんでした。​ でも、ご利用者様やご家族様に寄り添うとは、 それは、理論尽くしで合理的なご提案ではなく、 無謀でも、「こうしたい」というその想いを受け止め 叶えるためにできることを全力で行うこと。 ​これがここまで来させて頂いた私達の学びです

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ご利用者様が教えてくれた
「ペイフォワード」に
込められた想い

その方のお部屋は、昼下がりの陽光に黄金色に輝き、お布団とカーテンしかないお部屋にもかかわらず、 とても暖かく、静かで、まるで花畑のようでした…。 「ああ、この方は死に支度を始めているのだ」と私は直感しました。 教師という仕事を天職とされ、人生のすべてを捧げてこられたその方のしぐさと、やせた顔の真ん中で輝く瞳に、社会との関係性が絶たれつつある悲しみが宿っていました。癌の身体的苦痛ではなく、心の痛みこそがその方をむしばんでいたのです。 ​そこで私たちは、この方と共に生きることを決めました。 当然ながら、私たちは看護師として精一杯健康管理を行わせていただき、その一方で、この方には私たちの人生観、社会人としての心得などを学ばせていただいたのです。 作成途中のパンフレットもお見せして、一緒に考えていただきました。 ある時、その方はこうおっしゃいました。 「わたくし、ペイフォワードという言葉を知らなかったので、辞書で引いてみたんです。そうしたら、恩送りとありました。大島さんがおっしゃっていた通りでしたね。そして2番目の意味があることを知りました。それはね、”実を結ぶ”という意味なんです。なんて素敵だろうと思いましたよ。ステーションの未来がそんな風になるといいですね。」 この2つ目の意味を私たちは忘れません。「ペイフォワード」と繰り返すたびに、この方は私達と共にあります。

​たくさんの方にお会いしたいので、お気軽にご連絡をください。

お電話でも大丈夫ですよ!

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